ヴァイオリニスト

坂口昌優

Sakaguchi Mayu
  • 音楽
    • クラシック

Profile

プロフィール
 石川県に生まれ、4歳から母の手ほどきにより、ヴァイオリンを始める。
桐朋女子高等学校音楽科、同大学を経て同大学研究科を修了し、ブリュッセル王立音楽院に留学。2009年度文化庁新進芸術家海外研修員として研鑽を積む。

第52回全日本学生音楽コンクール大阪大会中学校の部第2位、第14回イタリア・アルベルト・クルチ国際ヴァイオリンコンクール第2位に入賞するなど、国内外のコンクールで入賞。

在学中、プロジェクトQ、小澤征爾音楽塾、別府アルゲリッチ音楽祭、アスペン音楽祭、ルツェルン音楽祭など、国内外の音楽祭、マスタークラスに参加し、ソロや室内楽の研鑽を積む。
またJTアートホールシリーズ「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、東京文化会館主催「フレッシュ
名曲コンサート」、文化庁主催「明日を担う音楽家たち」などに出演。2009年、青山音楽記念館バロックザールにてリサイタルを行う。

2009年よりPas de Trois(パ・ドゥ・トワ)を結成し、バイオリン・クラリネット・ピアノの編成による新曲、作品の発掘を継続的に行っており、また2014年に打楽器とのアンサンブルDuo EnpAの活動をはじめるなど、現代音楽にも積極的に取り組んでいる。

ソリストとしてはアンサンブル金沢、サンカルロ歌劇場管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、桐朋オーケストラ・アカデミー、バルカン室内管弦楽団他と共に、秋山和慶、天沼裕子、アントン・ガブマイヤー、飯森範親、故岩城宏之、藤岡幸夫、栁澤寿男の各氏と共演。

これまでに故久保田良作、田渕洋子、千葉純子、原田幸一郎、堀米ゆず子の各氏に師事。

2015年~2017年には石川県立金沢辰巳丘高校芸術コース非常勤講師を務め、石川県ジュニアオーケストラ講師として後進の指導にあたるほか、平成28、29年度(一財)「地域創造」の公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとして全国に派遣され、アウトリーチ活動を積極的に行っている。
令和2年度石川県文化奨励賞受賞。