造形作家 建築家

中村厚子

Nakamura Atsuko
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©Hajime Majima
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Profile

プロフィール
1982年 石川県穴水町生まれ
2005年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業
2011 年  ロンドン大学スレード美術学校修士彫刻課程修了

【アーティストステートメント】
自然とは何か?生きるとは何か?自然を単なる資源として捉える近代的自然観や、自然と直接触れ合うことなく生活できる現代の都市生活に疑問を抱いたことから、「自然の循環」や「人と自然の関係」について探究し、制作する。
様々な場所を訪れ、自然と戯れ、地域住民との対話や交流を通して歴史や文化、彼らの自然観を学び、そこで見えてくる私なりの気づきをもとに、現地の自然素材や現象(流木、塩、水、波、気温、風など)を用い、〈私が作る部分〉と〈自然が作る部分〉を意識的に組み合わせながら、立体やインスタレーションを制作する。
最近は舞踏をベースに現地で見えるものや感じることを身体で即興的に表す「身体ドローイング」を生み出し、現地のリサーチや制作プロセスに取り入れ、ワークショップも行う。国内外で発表。

【主な展覧会、受賞歴】
2024年 さどの島銀河芸術祭 (北鵜島 / 佐渡)
2023年 ZENAIR成果発表展 (永平寺町/ 福井)
2022年  第29回 UBE ビエンナーレ (ときわ公園 / 宇部・山口)
2019年  瀬戸内国際芸術祭 秋会期 (塩飽家/ 香川・本島)
2017年  MOT サテライト 2017 秋 – むすぶ風景- (清澄白河の各所、東京都現代美術館 / 東京)

2019年〜2022年 湘南工科大学非常勤講師
2024年〜上智大学非常勤講師

Message

メッセージ
能登半島地震を受け、2024年1月より珠洲の井戸掘りボランティアに参加。4月よりアートと建築を柱に自由でクリエイティブな発想で能登の復興に取り組むことを目的に任意団体tsu.ku_l (つくる)を立ち上げ、いくつかのプロジェクトを行う。
・「みんなのひろば」は全壊した家屋の解体を手伝いしながら柱や梁などを頂き、それらを利用して支援者と被災者が集い、復興について語り合う拠点を作るプロジェクト。珠洲市三崎町小泊に整備中。
・「能登わっしょい」は断水地域の水源確保や防災井戸整備のため、被災地に井戸を掘るプロジェクト。祭りのように「わっしょい」と掛け声をかけながら地域住民とボランティアが一緒になって人力で掘るのが特徴。失われたコミュニティをつなぎ直すきっかけにもなる。
・「アートな井戸ポンププロジェクト」は掘った井戸を、現地の瓦礫や思い出の品などを利用して唯一無二の井戸に仕上げる。震災や土地の記憶を井戸に留める。助成:小笠原敏晶記念財団

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