音楽家

興津エリザベス和美

Okitsu Elizabeth Kazumi
  • 音楽
    • ジャズ
    • ポップス
    • 作曲
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Profile

プロフィール
興津エリザベス和美(おきつ・えりざべす・かずみ)は、金沢市出身の鍵盤奏者・作曲家。ハモンドオルガンとピアノを中心に、ジャズを軸とした自由な音楽表現を行っている。

金沢を拠点に、ライブハウスや公共施設、野外イベントなど多様な場で演奏活動を展開。即興演奏を大切にし、その場の空気や共演者との関係性を音として形にしていく演奏スタイルが特徴である。決まった形にとらわれず、空間や時間と呼応しながら音楽を立ち上げていく姿勢は、聴く者にその場ならではの体験をもたらす。

21世紀美術館のオープニングアクトでの演奏をはじめ、文化施設や公共性の高い空間での演奏経験も重ねてきた。音楽が空間や場の記憶と結びつくことを意識した活動は、文化芸術の広がりを感じさせるものとなっている。

また、金沢を中心とした音楽イベントへの出演のほか、県内外での演奏活動も行い、活動の場を広げている。ハモンドオルガンを用いたバンド編成での演奏では、重厚さとしなやかさを併せ持つサウンドで、観客と向き合ってきた。

テレビ金沢の音楽コーナーでは、3年間にわたりレギュラー出演を務め、継続的に演奏活動を行った。こうしたメディアでの経験も含め、地域に根ざした音楽活動を積み重ねている。

その活動は、専門誌『JAZZ批評』において演奏家として紹介されている。

現在も金沢を拠点に、演奏・制作活動を続けながら、音楽を通じた表現と地域との関わりを大切にしている。

Message

メッセージ
音楽は、特別な場所だけで鳴るものではなく、日常の中や、思いがけない空間の中でも、人の心に静かに届く力を持っていると感じています。私はこれまで、ライブハウスだけでなく、美術館や公共施設、野外イベントなど、さまざまな場所で演奏を重ねてきました。その土地の空気や人の気配、時間の流れに耳を澄ましながら、その場でしか生まれない音を大切にしています。

演奏において特に重視しているのは即興性です。決められた形に音を当てはめるのではなく、その瞬間に立ち上がる感情や関係性を音として受け止め、形にしていくこと。その姿勢は、演奏活動だけでなく指導の場にも通じています。

現在はアマルナミュージックスタジオにて、子どもから大人まで、初心者から上級者まで幅広い層に音楽指導を行っています。オルガン、ピアノ、キーボードをはじめ、弾き語りやアンサンブル、作曲、アレンジ、アドリブまで、個々の目的やレベルに応じたレッスンを行い、子どものレッスンにおいてもコードを用いた演奏ができるよう指導しています。

また、クラシックを専門とする指導者が、日頃の演奏や指導に新たな視点を取り入れる一つのきっかけとして、即興やアドリブに関心を持ち、レッスンに訪れることもあります。それぞれの音楽的背景を尊重しながら、対話を通じて学び合う場となることを大切にしています。

金沢という土地で活動を続ける中で、地域に根ざした文化や人との関わりが、音楽の在り方そのものに大きな影響を与えてきました。今後も、演奏と教育の両面から、音楽が人や場所をゆるやかにつなぐ存在であり続けるよう、表現と活動を重ねていきたいと考えています。