令和6年度アーツカウンシル金沢 青少年芸術活動支援パイロット事業として、演劇に出会う映画上映会を開催します。
初めて演劇に触れた高校生４人を追ったドキュメンタリー映画『走れ！走れ走れメロス』『メロスたち』を上映します。上映終了後は、監督・出演者によるアフタートークも開催します。
日時
2025年3月29日（土）
場所
金沢21世紀美術館 シアター21（金沢市広坂1丁目2-1）
上映
① 13：00～15：00 [走れ！走れ走れメロス]+アフタートーク
② 15：30～17：30 [走れ！走れ走れメロス]+アフタートーク
③ 18：00～19：20 続編[メロスたち]
※[上映時間：走れ！走れ走れメロス（53分）、メロスたち（76分）、アフタートーク（60分）]
※客席開場は各回１５分前
料金
①,②,③各回1,000円／22歳以下の方は無料（事前予約、先着順）
※当日会場にて現金払いです
※22歳以下の方は席数限定５０席、当日身分証明書をご提示ください
※①または②の回に参加した方は、③の回を無料で鑑賞できます（要予約）
上映作品
演劇に、出会ってしまった。
「不要不急」「ステイホーム」という言葉が飛び交い、あらゆる活動が止まってしまったあの頃。島根県の小さな分校を舞台に、男子高校生4人と顧問を追った高校演劇のドキュメンタリー映画が生まれた。題材にしたのは太宰治の小説「走れメロス」。演劇との出会いをきっかけに動き始めた彼らの青春は、時代のうねりの中で予想外の方向に走り始めて……。第14回下北沢映画祭で審査員特別賞をはじめ四冠を受賞するなど、全国各地の映画祭で話題になった作品を北陸で初上映。
走れ！走れ走れメロス
出演：曽田昇吾、常松博樹、石飛圭祐、佐藤隆聖、亀尾佳宏
監督：折口慎一郎
「対人関係が少し苦手」「ずっと机に向かうのも得意じゃない」「熱中できるものなんてない」など、それぞれの劣等感と向き合いながら、演劇に魅せられていく４人。意気揚々と高校演劇の地区大会に挑戦する高校生たちだったが、本校である三刀屋高校のレベルに圧倒された上、コロナ禍により無観客での開催になってしまう…
メロスたち
出演：曽田昇吾、常松博樹、石飛圭祐、佐藤隆聖、亀尾佳宏
監督：折口慎一郎
『走れ！走れ走れメロス』から１年。続編新作にあたる『メロスたち』では、高校卒業を目前に控え、孤独や葛藤、焦燥を抱える彼らそれぞれの「選択」を軸に物語が動いていく。それぞれ進路を決める中、曽田昇吾は１人で中国大会の舞台に立っていた。「オレだけ演劇やってていいんですかね」。卒業が近づいていた。
アフタートーク「未来につなげる・ひろがる演劇」ゲスト
上演終了後は、監督・出演者によるアフタートークを開催します。映画制作の裏話のあれこれや、地域で抱える課題、青少年期に芸術文化に触れる経験など、ざっくばらんに話してみます。
折口 慎一郎 / ORIGUCHI SHINICHIRO
監督
１９８８年、広島県生まれ。大学時代に自主映画制作サークルで映画づくりを始め、卒業後、中国新聞社に記者職で入社。１８年に退社した後、大学在学中に取り組んでいた映画制作を再開させる。「走れ！走れ走れメロス」が本格的なデビュー作となり、第１４回下北沢映画祭審査員特別賞等を獲得。第４２回「地方の時代」映像祭市民・学生・自治体部門優秀賞などを受賞。
亀尾 佳宏 / KAMEO YOSHIHIRO
顧問
島根県の高校教員。演出家、劇作家。高校演劇、雲南市創作市民演劇、劇団一級河川という３つのフィールドで表現活動に取り組んでいる。高校演劇のコンクールでは全国大会出場１０回。雲南市創作市民演劇では毎年公募で集まった仲間と作品をつくり続け、人口４万人弱の町でのべ１万人以上の観客を動員している。
曽田 昇吾 / SOTA SHOGO
生徒
2004年6月、島根県雲南市生まれ。高校2年生から演劇を始め、22年3月の「若手演出コンクール2021」最優秀賞受賞作品に出演。同年12月の中国地区高校演劇発表会では一人芝居ながら優秀賞（第3位）を受賞した。23年3月の卒業後は上京し、文学座付属演劇研究所研修生として1年間修練を積み、24年4月からフリー俳優として都内を中心に活動。
申込方法
下記の申込フォームからご応募ください。
《お申込み時のご注意・お願い》
・ご来場人数が６名以上の場合は別途分けてお申込みください。
・ご来場回ごとにお申込みください。
※受付時間外の問い合わせや受付完了メールは翌営業日のお返事となります。
申込締切
令和7年3月28日（金）
※各回定員に達し次第、締め切ります。
主催
アーツカウンシル金沢（公益財団法人 金沢芸術創造財団）
協力
有限会社シネモンド
後援
北國新聞社
《問合せ先》
アーツカウンシル金沢
076-223-9898（平日9 時から17 時まで）
